コラム

2025年7月17日

🌏ふたりの国をつなぐ|国際結婚の二重国籍や子どもの国籍の考え方

こんにちは!
アジア国際結婚学院のスタッフです😊

国際結婚を考える方や、すでにご夫婦になっている皆さんから、
よくこんなご相談をいただきます。

🔸「子どもが生まれたら、国籍はどうなるの?」
🔸「二重国籍って持てるの?それともどちらか選ぶの?」
🔸「パスポートって2つ持てるの?」

日本とベトナム、ふたつの国にルーツを持つ子どもたち。
“どちらの国籍を選ぶか”は、大きなテーマですよね。

今回は、子どもの国籍にまつわる制度や考え方、実際の家族の選択例も交えて、
わかりやすくご紹介します👶🌏

 


👶そもそも「二重国籍」ってなに?
まず押さえておきたいのは、日本とベトナムの国籍制度の違いです。

🇯🇵日本のルール

  • 日本では 重国籍(二重国籍)は原則認められていません

  • ただし、生まれた時点で 自動的に二重国籍になる子どももいるんです!

例えば…
・お父さんが日本人、お母さんがベトナム人の場合
・海外で生まれて、現地の国籍も取得した場合
👉 このように「結果的に」複数の国籍を持つケースがあります。
ただし、22歳までにどちらか一方の国籍を選ぶ必要があります(国籍選択届)。

🇻🇳ベトナムのルール

  • ベトナムも基本は「単一国籍制度」ですが、2009年以降は例外として二重国籍を容認するケースが増えています。

  • 特に「外国で生まれ育ったベトナム系の子ども」や「国際結婚での家庭」など、状況に応じて柔軟に対応される傾向があります。

📌ただし、国籍法は変更の可能性があるため、ベトナム大使館や法務専門家に確認を。


💬国際夫婦のリアル|私たちが選んだ国籍のかたち

👨‍👩‍👧ケース1|「将来、日本での生活を見据えて“日本国籍”に」
40代・Hさんご夫婦(東京都在住)
「子どもが日本で教育を受け、将来働くことも考えて、日本国籍を選びました。
ただ、家庭内ではベトナム語も話し続けて、文化的なルーツは大事にしてます

👨‍👩‍👦ケース2|「子どもが選ぶまで“あえて決めない”選択」
30代・Tさんご夫婦(関西圏)
「出生時に日本とベトナム、両方の国籍が取れたので、22歳まではそのままに。
成長して、どちらの国で学びたいか・働きたいかを子ども自身に考えてもらいます」


💡知っておきたい3つのポイント

1.📄出生届と国籍届けは“両国に”出す必要がある
👉 日本で生まれた場合、日本の市役所とベトナム大使館の両方に届出が必要です。
👉 出生証明書や翻訳、両国のパスポート申請など、事務手続きは少し多めになります。

2.👧「子どもの意思」を大切にする家族も多い
👉 国籍は、“一度決めたら一生変えられない”というわけではありません(国によって再取得などの道も)。
👉 小さい頃は親が手続きしますが、将来は子ども自身がどうしたいかも尊重したいですね。

3.🌐国籍だけでなく「文化のバランス」も大切
👉 書類上の国籍だけでなく、言葉・アイデンティティ・家族のつながりをどう持つか。
👉 ベトナム語・日本語を両方学ぶ、ベトナムの文化行事に参加するなど、日常の中でもできる工夫がたくさんあります。


まとめ|“どちらか”ではなく、“両方のルーツを大切に”

国際結婚から生まれる子どもたちは、ふたつの文化・ふたつの国をつなぐ存在
国籍はその一部であって、家族の絆や文化の理解こそが一番大切です。

もちろん、制度や手続きは大変な面もありますが、
大切なのは、「どうやって子どもにルーツを伝えていくか」。

“どちらか”を選ぶのではなく、“どちらも大事”という気持ちが、
子どもにとっての大きな安心につながるはずです✨

📢次回は・・・
▶️ベトナム人配偶者の仕事事情|日本で働く?専業主婦?選択の現実

国際結婚後の生活で多い悩みが、「パートナーの働き方」。
「日本で仕事を探すのは大変?」「専業主婦として家庭を守るのもアリ?」など、
リアルな選択肢と体験談をご紹介します💼👩‍👧‍👦

どうぞお楽しみに~🌸

 


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