コラム

2025年5月18日

ラオス人の妻との国際結婚で注意したい日本生活5つのポイント ~夫のサポート術~

こんにちは。
アジア国際結婚学院のスタッフです😊

新しい国での生活は、ワクワクする気持ちと同時に、不安や戸惑いもつきものですよね。
特に日本の暮らしには、ラオスとは違うルールや習慣がたくさんあります。最初は「えっ、そんなことまで?」と驚いてしまうこともあるかもしれません。

でも、安心してください。
少しずつ経験を積みながら、日本の生活に慣れていくことは、決して難しいことではありません。
そして何より、日本での毎日を「自分らしく」「前向きに」楽しむことができれば、きっと素敵な未来が待っています✨

今回は、日本で暮らし始めたラオス出身の女性たちが体験した「ちょっとした失敗」と、そこから学んだこと、
そしてそのときご主人(夫)がどんなふうに支えていくと良いかを、5つの場面に分けてご紹介します。

「なるほど、こうしてあげればよかったんだ」と思えるヒントが、きっと見つかるはずです。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね🌸

 


ご近所トラブル「挨拶をしなかっただけで…?」

【体験談】
引っ越して間もない頃、隣の人と何度もすれ違ったのに、挨拶をしなかったことで「感じが悪い」と思われてしまいました。ラオスでは知らない人にあまり声をかけないので、悪気はなかったのですが…。

【学んだこと】
日本では「挨拶=信頼の第一歩」。
たった一言でも、相手の印象が大きく変わります。

🧔‍♂️ご主人へのアドバイス
・「挨拶は日本ではとても大切なんだよ」とやさしく教えてあげましょう
・一緒に近所を歩いて、自然な形で挨拶の仕方を見せてあげると◎
・ご近所に「外国から来たばかりで、まだ慣れていないんです」と軽くフォローしてあげるのも思いやりです

 

ゴミ出しルール「知らずに怒られた…」

【体験談】
プラスチックや缶などを分けずにゴミを出したら、ゴミ袋に注意の貼り紙が…。ルールを知らなかったとはいえ、すごく落ち込みました。

【学んだこと】
日本では地域ごとに細かな分別ルールがあり、それを守ることが社会のマナーとされています。

🧔‍♂️ご主人へのアドバイス

・ゴミの出し方(分別・曜日など)を一緒に確認しましょう
・地域のゴミカレンダーを冷蔵庫などに貼り、家族で共有すると便利です
・「誰でも最初は間違えるものだから大丈夫だよ」と声をかけ、責めない姿勢を大切に

 

日本語の“遠回しな言い方”に戸惑った

【体験談】
上司に「ちょっと考えておいて」と言われたのを軽く受け止めたら、「準備してないの?」と怒られてしまいました。ラオスではもっとストレートな表現が一般的なので混乱しました。

【学んだこと】
日本語には、あいまいな言い回しが多く、「本当はどういう意味か」を読み取る力が必要になります。

🧔‍♂️ご主人へのアドバイス
・日本語のあいまいな表現について、具体的に教えてあげましょう(例:「考えておいて=準備しておいて」)
・職場での出来事を聞いて、「それはこういう意味かもね」と一緒に考える時間を持つこと
・必要に応じてロールプレイや会話練習に付き合ってあげると自信につながります

 

食文化・宗教の違いで気まずい思いをした

【体験談】
お正月に夫の実家で豚肉料理を出されたけれど、食べられずに断ったところ、場の空気が重くなってしまいました…。うまく伝えられず、気まずい思いをしました。

【学んだこと】
文化や宗教に関することは、相手にきちんと説明することで理解してもらえるケースが多いです。

🧔‍♂️ご主人へのアドバイス
・事前にご家族や親戚に「妻は宗教上、食べられない食材があります」と伝えておきましょう
・一緒に代わりの料理を用意したり、「こういう文化なんだよ」と説明してあげるのも◎
・「自分の文化も、妻の文化も大切にしたい」と伝えることで、両方にとって心地よい関係が築けます

 

子どもの学校のことで混乱してしまった

【体験談】
子どもが通う小学校からのプリントが難しく、行事の日程を間違えてしまいました。言葉の壁にくじけそうになりました。

【学んだこと】
学校の情報はとても大切。でも、わからない時は一人で抱え込まず、サポートを頼ることも大切です。

🧔‍♂️ご主人へのアドバイス
・学校からのプリントやお知らせを一緒に確認し、「ここはこういう意味だよ」と説明してあげましょう
・可能であれば、保護者会や学校行事に夫婦で参加し、妻が孤立しないようにしましょう
・必要に応じて、学校に通訳サポートや配慮を相談するのも、夫の大切な役割です

 

💬おわりに

どんな人でも、新しい環境では戸惑い、失敗をするものです。
でも、その一つひとつの経験が、確かな学びとなり、日本での暮らしを豊かにしてくれます。

そして何より、異国で頑張るパートナーにとって、**一番の支えは“夫の理解と寄り添い”**です。
「教えてあげる」ではなく、「一緒に学んでいく」気持ちが、夫婦の絆を深めてくれるはず💗

これからも、日本での暮らしが、お二人にとって温かく、幸せなものになりますように。
アジア国際結婚学院は、いつでもあなたの味方です🌷

 


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