~国際結婚後、日本での生活を始める前に知っておきたい大切なルール~

こんにちは!
アジア国際結婚学院のスタッフです😊

これから国際結婚を考えている皆さま、またはすでに海外のパートナーとの新生活を見据えて準備を進めている皆さまへ。
今日は、日本での暮らしに関わる“運転免許”について、とても重要なお知らせがあります。

2025年10月1日から「外免切り替え」と呼ばれる、外国の運転免許を日本の免許に切り替える制度が大きく変更されました。

とくにこれから来日する外国人配偶者にとって、このルール変更は無視できません。
日常の買い物や通勤、子育て、通院など、「車が必要な暮らし」を予定している方には、ぜひ知っておいていただきたい内容です。

 


✅ 何が変わったの?

これまでは、外国人が母国の運転免許を持っていれば、日本でも比較的簡単に運転免許に切り替えることができました。
しかし今回からは、いくつかの重要な変更点が加わり、手続きがぐっと厳しくなっています。

まず大きなポイントが、「住民票の提出が必須になった」ということです。
つまり、短期滞在(観光ビザなど)で来日している外国人は、免許の切り替えができなくなったのです。

これにより、配偶者ビザなどで正式に在留資格を取得し、住民票を登録してからでないと手続きができません。

 

✅ 筆記試験・技能試験も大幅にレベルアップ

これまでの筆記試験は、イラスト付きの2択問題が10問という非常にシンプルなものでした。
しかし、新ルールでは50問に増え、イラストも廃止。さらに、正解率はこれまでの70%から90%に引き上げられました。

また、運転技術を確認する技能試験の内容も強化され、踏切や横断歩道の通過など、新たな項目が追加されています。
採点も、これまでより厳しくなり、新規免許取得と同じレベルで審査されるとのことです。

 

✅ なぜこんなに厳しくなったの?

背景には、外免切り替えをした外国人による交通事故や違反が相次いだことがあります。

たとえば、2025年5月には埼玉県で発生したひき逃げ事件の容疑者が外免切り替えをしていた中国籍の男性だったことや、三重県での高速道路の逆走事件も同様のケースでした。

これらを受けて、「簡単に免許が取れる仕組みでは、日本の交通安全が守れない」という判断が下され、今回の見直しにつながったのです。

 


🌎 国際結婚を考えている皆さんへ

今回の変更は、特に日本で新しく生活を始める外国人配偶者の方に大きな影響があります。

たとえば、

 🔸来日後すぐに車を運転したいと考えていた

 🔸免許を簡単に切り替えられると思っていた

 🔸車がないと不便な地域に住む予定がある

こうした方は、特に注意が必要です。

住民票を登録するまでは申請できませんし、試験も以前よりしっかりと準備しないと合格は難しくなっています。
また、JAFなどで発行される免許証の翻訳文も、手続きには欠かせませんので、忘れずに準備しておきましょう。

 

🌸 最後に・・・

国際結婚は、文化の違いを乗り越えながら新しい家族の形を築いていく、とても素敵な人生のステップです✨
その中で「移動手段」や「生活の自由度」は、思っている以上に重要なポイントになります。

せっかくの新生活を、最初から「思ったより不便…」と感じることのないよう、ぜひこのルール変更を事前にしっかり確認して、余裕を持った準備を進めてくださいね。

ご不明な点や、ビザ・生活面についてのご相談があれば、アジア国際結婚学院までお気軽にどうぞ😊
あなたとあなたの大切なパートナーの幸せな未来を、私たちが心をこめてサポートします。

関連タグ